瞑想により集中する。

こちらの画像をご覧ください。(画像は日経サイエンス2015年01月号より引用)

瞑想による、脳内での血流の変化をあらわしています。

①瞑想を始める前の注意散漫な状態

雑念だらけのマルチタスク状態であり、集中したくても脳の色々なところに血流がまわって、集中しにくいストレスフルな状態です。

②注意散漫への気づき

ゆっくり呼吸し、目を閉じて瞑想を始めると、被験者が注意散漫に気づき、呼吸に意識を集中してきます。
しばらくすると、血流が中央の島皮質に集まります。
ここで注目するべきことは島皮質のそばにある扁桃体の活動が低下していることです。
扁桃体は桃の種のような形をしていて2つあり、イライラや不安、恐怖など、マイナスの情動を司る部位となります。
瞑想をすることで、扁桃体は自動的に穏やかになっていきます。

③注意の向け直し

自分を観察し、集中し始めている状態です。
前頭前皮質と下頭頂小葉に血流が集まっていきます。

④集中の維持

前頭前皮質に血流が集まり、リラックスしながら集中が維持できている状態になります。
発想やひらめき、直感が湧きやすくなり、人間らしい理性も働きます。
注意深く、心も穏やかで、集中できている状態なので、最高のパフォーマンスを発揮することができます。
ゾーンに入った状態となります。

瞑想はマインドフルネス実践のメインです。
最高のパフォーマスンスを発揮するために、「いま、ここ」に注意を向けましょう!