呼吸に意識を集中してみましょう。

誰もが意識せず、呼吸をしています。
生きるために生物に与えられた行為です。

では、どんな時に呼吸に意識を向けますか?

運動して息が上がったとき。
緊張して苦しくなったとき。

体の状態が普通ではなくなった時に、
呼吸を意識しますよね。

では、成人は1分間に何回くらい呼吸をしているのでしょうか?

答えは・・・

平均して15〜18回くらいです。
この回数、少ないと思いますか?
多いと思いますか?

ゆっくり呼吸をすると、落ち着きます。
心が穏やかになります。
副交感神経が活発になって、自律神経のバランスが整うからです。

自律神経は交感神経と副交感神経の2つで成り立っています。

交感神経は、活動している時、緊張している時、
ストレスを感じている時に働きます。

人前で話す時の極度の緊張や、苦手な人と接する時など・・・
それがストレスとなり、交感神経も最高潮に高まっていきます。

副交感神経は、休息している時、リラックスしている時、
眠
っている時に働いています。

筋肉をほぐせば副交感神経に切りかわり、体の回復が進みます。
アロマなどの香りを嗅いだり、マッサージなどをするのもいいですね。

ゆっくりした、呼気の長い呼吸によっても
自律神経のバランスが整います。
呼吸法をとりいれることも有効です。

マインドフルネス瞑想では呼吸に意識を集中します。

息を吸うとき、空気が鼻から入り、
鼻腔を通ってお腹に入っていくことを感じます。

息を吐くとき、空気がお腹から鼻腔を通り、
鼻から出ていくことを感じます。

呼吸に意識を向けるだけで、
空気の出入り、温度感、お腹の収縮、呼吸の速さ・・・
様々な気づきがうまれます。

呼吸に意識を集中して、今を感じてみましょう!!